全くの畑違いの茶房という商いは、過酷でした。まず、お客様を待つということ。いつ、どのような方が、ましてや、わざわざ大通りから離れた場所に何を求めて来られるのかが、気にかかっていました。そして満足して帰っていただきたいと願ったものでした。自分の力を過信して笑顔で接すれば、必ず伝わるなんて思ったりしていました。会話の中で一喜一憂しながら。拒んでいた新聞取材を受けてしまい、自分の描いた路線と違う道を走り出したお店に、振り回され体調を崩してしまったあの頃。
思う通り、自分の考えを放ち仕事をしていた私には、またココロのどこぞに穴が空き壊れてゆく音が聞こえて、自信が無くなり商いをさせて頂くには足りないモノがいっぱいなことを思い知ります。
頑張ろうと踏ん張ろうと思うほど、ダメージは大きくなり。
休んだり開けたり、ワガママなお店になってしまいました。
焦りよりも、申し訳なさが湧き出て来ます。
休みの間は、ひどい自己嫌悪や罪悪感、無気力、辛くて、横になったままの日々。入院。
良くなったり悪くなったりの繰り返しの私に、いろいろな形で寄り添ってくれるお客様方。
ありがとう。
感謝しています。
自分を見つめる方法が。
今。一つの道を決めようと…決まるかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿